二度と間違った日付を表示しない！

君も、自分の腕時計の日付を定期的に調整しなければならない理由を考えたことはある？

基本的に、腕時計にとって1ヶ月は常に31日で構成されているんだ。これは、文字盤の下に「日付ディスク」と呼ばれる部品が取り付けられているため。このディスクには1から31までの数字が記載されている。時計が24時間のサイクルを完了すると、日付が1つ進む仕組みになっている。これは月に関係なく、常に1から31まで厳格に進む。時計は自動的に月が31日、30日、あるいは28日や29日しかないかを認識しない。そのため、月初めには手動で日付を再設定する必要がある場合があるんだ。

以下の月の1日には、日付を新たに設定し直す必要がある：

- 3月

- 5月

- 7月

- 10月

- 12月

時々調整しなくても、常に正しい日付を表示する腕時計はある？

そういう腕時計も存在するよ。例えば、ほとんどのスマートウォッチやデジタル時計は、常に自動で正しい日付を表示してくれる。でも、最も興味深いのは「永久カレンダー」と呼ばれる機構を搭載した機械式時計なんだ。永久カレンダーは時計製造の最高峰のひとつで、そのメカニズムや製造は非常に複雑。ごく限られたメーカーだけが、永久カレンダー付きの機械式時計を開発・製造できる。このタイプの時計は、うるう年でも常に正しい日付を表示するんだ。そのほかにも「4年カレンダー」搭載の時計があって、これはうるう年の2月29日だけは正しく認識できない。4年カレンダーや永久カレンダーを備えた機械式時計は、たいてい非常に高価で、誰もが手に入れられるものではないんだ。